シーリー・コリアは、約400億韓国ウォン(約2980万ドル)を投じた京畿道麗州市の新工場で本格稼働を開始した。工場は約3万平方メートルの敷地に建設され、生産・調達・物流施設の延べ床面積は1万5183平方メートルに達する。旧工場の約1.9倍で、シーリーのアジア地域の施設として最大規模である。製造工程を1つの施設に集約したことで、最大雇用人数は71人から92人に増え、8時間シフト当たりのマットレス生産能力は300台から500台へ約67%増加した。シーリーは完全自動化を目指すのではなく、手作業を中心とする工程を維持している。マットレスは受注生産で、通常は注文から約5日後に納品する。シーリー・コリアは1998年に韓国市場へ参入し、2016年に麗州で初の現地工場を開設した。現在はスプリングを除く部品の大半を国内で調達している。同社は中国、台湾、香港、シンガポールへの輸出拡大を計画しており、生産量の15%から20%に相当する輸出を目標としている。また、2028年までに麗州近郊でスプリング生産施設の建設を進める方針である。2026年の生産計画は7万5000台で、2017年の2万5964台から188%増える見通しだ。