日経平均株価は1.7%安の6万5269.33円となった。円高が輸出企業の重しとなったほか、原油高、地政学的緊張、米国債利回りの高止まりが市場を不安定にした。9月9日序盤のドル円相場は153.73円だった。前日の東京市場では円が2.25円上昇し、一時は約152.89円まで円高が進んだ。円買いは、米財務長官スコット・ベッセント氏の警告、日本の賃金関連指標の改善、第2四半期GDPの上方修正、日銀が利上げペースを速める可能性への期待に支えられた。トヨタ自動車は4.1%安、パナソニックホールディングスは5.8%安となった。一方、サウジアラビアの石油関連施設など中東の標的に対する攻撃が報じられ、ブレント原油は1.4%高の1バレル=98.40ドル、米原油は2.6%高の93.88ドルとなった。日本は4〜6月期の成長率を年率1.1%から1.4%へ上方修正し、中国は8月の輸出が前年同月比25%増加したと発表した。