Firmusは、マレーシアにある2カ所のデータセンターから専用のコンピューティング能力をOpenAIに提供する複数年契約を締結した。これにより、AI企業のOpenAIが中核顧客となり、全顧客向けの契約済み容量は合計で900メガワットを超えた。オーストラリアのインフラ企業であるFirmusは、オーストラリア、シンガポール、インドネシアに続く4カ国目としてマレーシアに進出する。また、エヌビディアのDSX AI Factory Platformと同社のHyperCubeインフラシステムを統合し、エヌビディアのVera Rubinプロセッサを導入する。Firmusによると、HyperCubeは液冷、機械システム、電化設備を、ニューサウスウェールズ州の地域拠点で製造するプレハブ型ユニットに組み込んだものだ。同社はオーストラリアとシンガポールでAIデータセンター2カ所を運営し、さらに5カ所を開発している。サービス開始は24カ月以内を目指す。財務条件は開示していない。Firmusは直近の資金調達ラウンドで評価額が105億ドルを超え、エヌビディア、ジェーン・ストリート、ブラックストーンのファンド、コーチュー・マネジメントが出資している。同社は研究者や組織を対象とするオーストラリアAIアクセス・プログラムも計画している。