日本の経常収支、7月黒字2兆9889億円

  • 日本の2026年7月の経常収支は2兆9889億円の黒字となった。
  • 4兆2896億円の第一次所得収支の黒字が結果を押し上げた。
  • 2026年上半期の経常黒字は17兆4300億円となり、前年の14兆2300億円から増加した。

日本の2026年7月の経常収支は2兆9889億円の黒字となり、前年同月から15%超増加し、市場予想の2兆8700億円も上回った。2カ月ぶりの黒字で、海外子会社からの配当金や利子収入の増加を背景に、第一次所得収支が4兆2896億円の黒字となったことが寄与した。円安も海外からの受取額を円換算した金額を押し上げた。貿易収支は3999億円の赤字となり、輸出は11兆2561億円、輸入は11兆6560億円だった。米国や欧州向けの自動車輸出、中国向けの半導体製造装置の輸出が輸出を支えた一方、原油高と中東情勢の緊迫化で輸入の伸びが加速した。2026年上半期の経常収支は17兆4300億円の黒字となり、前年同期の14兆2300億円から増加した。貿易よりも投資収益への依存度が高まる経済構造を示している。日本企業の海外子会社の拡大に伴う海外収益が、今後も経常黒字や円相場を支える可能性がある一方、高止まりするエネルギーコストと地政学リスクは貿易収支の下押し要因として残る。

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