EIB、ベルギー沖エネルギー島第2期に10億ユーロ融資

  • Eliaはプリンセス・エリザベス・エネルギー島第2期向けにEIBの融資を確保した。
  • 10億ユーロを6本の220キロボルト・ケーブル、変電所、変圧器に充てる。
  • 最終基礎の設置が完了し、洋上風力発電所との接続は2031年から予定されている。

Elia Transmission Belgiumは、ベルギー沿岸から約45キロ離れた沖合に建設する人工の電力ハブ、プリンセス・エリザベス・エネルギー島の第2期向けに、欧州投資銀行(EIB)から10億ユーロ(12億ドル)のグリーンクレジット枠を確保した。この融資はベネルクス地域でEIBが供与するエネルギーインフラ向け融資として最大であり、同プロジェクトに対するEIBの支援総額は16億5000万ユーロとなる。Eliaは7月末ごろに初回の借り入れを実行した。融資枠は、高圧変電所や変圧器、交流送電接続設備に充てられる。これには、島とベルギー本土の変電所を結ぶ三相220キロボルトのケーブル6本が含まれる。ベルギーはプリンセス・エリザベス区域で、3.15GWから3.5GWの洋上風力発電容量を新たに整備する計画で、現在稼働している容量は約2.26GWである。最初の洋上風力発電所との接続は2031年から予定されているが、計画は遅れている。政府が2025年7月、出力700MWのプリンセス・エリザベスI洋上風力発電所を巡る当初の入札を取り消し、入札制度の枠組みと国家補助の取り決めの見直しに着手したためである。島のインフラは将来、英国との電力連系線にも対応できる可能性があり、北海の電力市場の統合を促し、輸入化石燃料への依存を減らす効果が見込まれる。Eliaによると、融資枠の有利な条件はプロジェクトコストの抑制と、消費者の電気料金への上昇圧力の軽減に寄与する見通しである。

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