OpenAIの旗艦モデルGPT-6 Astraが、Valveの3Dパズルゲーム「Portal」を人間の介入なしに最初から最後までクリアし、23時間43分でエンドロールに到達した。AIと大規模言語モデルの愛好家であるCozyBlazeが実施したこの試験では、3336回のツール呼び出しが行われ、API費用として571.18ドルが発生した。費用は月額200ドルのCodex Proサブスクリプションで賄われた。Astraは、Model Context Protocolサーバーと、改変したSourcePauseToolプラグインを通じて動作した。このプラグインは、モデルがスクリーンショットとプレーヤーの位置データを分析する間、ゲームを一時停止する。Astraは失敗した場面を繰り返しやり直し、試行錯誤の末にGLaDOSを倒した。CozyBlazeは構成をGitHubで公開したが、なお重大な問題が残っているため、この結果をAIベンチマークとみなすべきではないと述べた。今回の実験は、3D環境との自律的な相互作用を示す一方、1本のゲームをクリアするだけでかかる費用が、こうしたエージェントを経済的に実用化する難しさを浮き彫りにしている。