ウォーシュ議長の講演後、9月利上げ観測が揺れる

  • CME FedWatchは、ケビン・ウォーシュ議長のジャクソンホール講演後、9月の米連邦準備制度による0.25ポイント利上げの確率を56%近くとした。
  • Kalshiの利上げ確率は48%、Polymarketは49%となる一方、「据え置き—利下げ—据え置き」を巡る予想は低下した。
  • 2年物米国債利回りは、政策経路を市場が見直すなか、7月下旬以来の高水準に達した。

米連邦準備制度の9月利上げを巡る市場予想は、ケビン・ウォーシュ議長が就任後初めて行ったジャクソンホール講演を受けて変動した。講演では、インフレ懸念が高まり、さらに深刻になる可能性があると指摘された。CME FedWatchが示した25ベーシスポイントの利上げ確率は56%近くで、Kalshiの48%、Polymarketの49%を上回った。一方、「据え置き—利下げ—据え置き」の政策運営を巡る予想は低下した。確率は変動しており、9月9日付のCME FedWatchデータでは利上げ確率が60.4%となるなど、9月16日のFOMC会合を前に不確実性が浮き彫りになっている。7月から10月にかけての幅広い判断期間も不透明感を強めている。インフレ指標と雇用統計、FRB当局者による追加発言、FOMCのドット・プロットの変化が引き続き重要なシグナルとなる。講演後には短期国債利回りが上昇したが、報道で確認できる範囲では、ビットコインやその他の仮想通貨市場で対応する動きがあったとは確認されていない。

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