ダチア、大型化したEV「スプリング」を欧州生産へ 補助金後は1万2200ユーロ

  • ダチアはEV「スプリング」の生産を中国からスロベニアへ移す。
  • 第2世代スプリングの補助金適用後のエントリー価格は1万2200ユーロ。
  • ダチアは2030年までに4車種のEVを計画しており、スプリングが第1弾となる。

ルノー・グループ傘下のダチアは、電気自動車(EV)「スプリング」の生産を中国からスロベニアへ移す。これにより、再設計したモデルは欧州の購入補助の対象となり、フランスでの実質的なエントリー価格は1万2200ユーロ(約1万4000ドル)に下がる。第2世代のスプリングは9月8日に発表され、補助金適用前の価格は1万7900ユーロから。ルノーのノボ・メスト工場で、新たな小型車向け「RG-EV」プラットフォームを使って組み立てる。ルノーの「futuREady」戦略の下で2030年までに計画されているダチアの4車種のEVのうち、最初のモデルとなる。大型化した5ドアのシティーカーは、出力60kWのモーターと27.5kWhのリン酸鉄リチウム電池を搭載し、WLTP基準で最大250kmの航続距離を持つ。欧州生産は、国や世帯所得によって異なる補助金を利用しやすくするとともに、中国製EVに適用される欧州連合(EU)の関税を回避する狙いである。

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