韓国のAI向けASIC(Application-Specific Integrated Circuit)設計企業セミファイブは、HyperExcel向けに開発したデータセンター用AI推論アクセラレーター「Bertha」の初期量産を開始した。今回の量産は、セミファイブにとってSamsung Foundryの4ナノメートルプロセスを採用した初の大規模生産プロジェクトとなる。Berthaは500平方ミリメートルを超える大型ダイのチップで、学習済みの大規模言語モデルが回答を生成する反復的な推論処理に最適化されている。セミファイブは、フロントエンド設計・検証からパッケージング、テスト、最終的な量産供給までを網羅するターンキーソリューションを提供した。同社は、HyperExcelのサービス開始と事業拡大に伴う追加発注により、供給量が増加すると見込んでいる。今回のプログラムにより、セキュリティ、高性能コンピューティング、データセンターAIにまたがるセミファイブの生産ポートフォリオが拡大し、単発の非反復エンジニアリング業務にとどまらない継続的な収益を支える。セミファイブの量産向け新規受注額は2026年上期に423億ウォンとなり、2025年通年の212億ウォンを上回った。四半期受注額は第1四半期の156億ウォンから第2四半期には267億ウォンへ71%増加し、第2四半期の受注に占める海外案件の割合は45%だった。