キオクシアホールディングスの太田博郎最高経営責任者(CEO)は、SKハイニックスとの製造面での協業が深まる可能性を否定し、両社は共同生産を協議していないと述べた。AIインフラ需要を背景にメモリーが深刻な供給不足に陥り、複数年契約やNAND価格の急騰が広がる中での発言である。キオクシアとサンディスクは、日本で共同保有する施設の拡張に5兆円超(330億ドル)を投じる計画だ。一方、キオクシアのNAND平均価格は、前四半期に2倍超へ上昇した後、6月期に70%上昇した。太田氏は、AI投資と需要を損なわないよう、さらなる急騰ではなく価格の安定を優先すると述べた。これとは別に、アップルはキオクシアと3~5年のNAND供給契約を結ぶことを求めていると報じられている。固定の価格上限を設けない契約となる可能性もあるが、アップルはこの取り決めを確認していない。