トランプ大統領・共和党、中間選挙で逆風 民主党は下院で優位維持

  • ドナルド・トランプ大統領はダラスで開かれる共和党大会でゴールデンタイムの基調演説を行う。
  • 数十人の共和党関係者が2日間の党大会でトランプ大統領の実績を擁護する。
  • トランプ大統領には任期制限があるなか、共和党は議会の支配維持を目指している。

共和党はダラスで、2026年中間選挙に向けた初の党大会を開いている。議会の支配維持を目指す取り組みの中心に、ドナルド・トランプ大統領が据えられている。任期制限のあるトランプ大統領は2日間にわたる大会でゴールデンタイムの基調演説を行い、数十人の共和党演説者が大統領の実績を擁護する予定である。主催者はこの集会を、トランプ氏の選挙集会になぞらえている。 党大会は共和党の成果を示し、中間選挙に継続的には参加しない有権者を鼓舞するとともに、民主党との対決構図を打ち出すことを目的としている。トランプ大統領は両夜に演説する予定で、2日目の夜はJ・D・バンス副大統領が主役を務める。マイク・ジョンソン下院議長は、共和党が政策綱領を示し、同議長がますます過激化していると表現する民主党との違いを明確にすると述べている。 共和党は、歴史的に中間選挙で不利な情勢に加え、インフレ、ガソリン価格、イランとの戦争、トランプ大統領の支持率をめぐる有権者の懸念に直面している。8月末に公表されたロイター/イプソス調査では、トランプ大統領の支持率は33%だった。一方、別のロイター/イプソス調査では、議会選挙の政党別投票意向で民主党が5ポイントリードし、トランプ大統領の職務支持率は不支持が25ポイント上回った。フォックス・ニュースの全国調査では、4人に3人の有権者がインフレによって経済的困難を経験したと回答し、54%が景気は悪化すると予想した。 共和党全国委員会の7月末の現金保有額は1億3000万ドルで、民主党全国委員会の1600万ドルを上回っており、共和党は資金面で優位に立っている。民主党全国委員会は1800万ドルの負債も報告した。MAGA Inc.の選挙関連支出向け資金は4億ドルを超える。民主党は生活の手頃さと医療費を重視する一方、ダラスの党大会によって共和党候補がトランプ大統領とその経済運営の実績に一段と結び付けられると主張している。

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