インド議会の財政常任委員会は、2026年9月16日(水)に経済局(DEA)から仮想デジタル資産(VDA)について口頭証言を聴取する。9月3日付のローク・サバー事務局の通知で明らかになった。審議はニューデリーの国会別館にある委員会室Dで11時に始まり、委員会が進める「仮想デジタル資産(VDA)と今後の対応に関する調査」の一環となる。今回の公聴会は、8月27日に予定されていた審議が中止されたことを受けたもので、委員会がVDAに関する単独の報告書を最終決定する前に、政府の立場を示す重要な手掛かりになるとみられる。インドはVDAの利益に30%を課税し、源泉徴収税(TDS)として1%を適用している。一方、インド金融情報機関(FIU-IND)に登録されたプラットフォームを通じた取引は認められている。2026年半ば時点で、マネーロンダリング防止法(PMLA)に基づき、54社の仮想デジタル資産サービス提供業者(VDASP)がFIU-INDに登録されていた。ただ、政策研究者によると、2025年10月時点でインドの仮想通貨取引量の91.5%は海外プラットフォームで行われていた。委員会は、規制上の責任、資産の分類、海外での活動への対応策を検討するとみられる。DEAの証言によって法案が作成されたり、採決が行われたりするわけではなく、単独報告書の公表日も発表されていない。