米財務省、40億ドル超の国債買い戻し拡大 ベッセント氏に試金石

  • 米財務省は、拡大した国債買い戻しの規模を発表する準備を進めている。
  • 市場参加者は、50億〜60億ドルの買い入れを予想している。
  • ベッセント氏は、介入の目的は米国債市場の均衡を回復することだと述べた。

米財務省は、既発の長期国債を対象とする拡大買い戻しプログラムの規模を明らかにする準備を進めている。投資家は、ベッセント米財務長官が8月に発表した最低40億ドルを上回るかに注目している。市場では50億〜60億ドルの買い入れが中心予想となっている一方、エコノミストは40億ドルの買い入れにとどまれば投資家を失望させ、売り圧力が再び強まる可能性があると警告している。ベッセント氏は火曜日、最近の債券市場の下落について、政策対応を要する投機的な動きだと説明し、長期金利を決めるのではなく、市場の均衡を回復することが自身の目的だと述べた。10年物米国債利回りは2023年以来の高水準付近にとどまり、米国の住宅ローン金利や企業の借り入れコストに影響を及ぼしている。買い戻しが大幅に拡大すれば、市場の不安定化に対する政府の懸念が強いことを示す可能性がある。一方、財務省は、今回の買い入れは量的緩和ではなく、流動性と償還年限を管理するための措置だとしている。

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