UBSはロッキード・マーティンの投資判断を「中立」から「買い」に引き上げ、12カ月後の目標株価を581ドルから674ドルに引き上げた。この目標株価は、9月4日の終値524.48ドルからおよそ26%の上昇余地を示す。火曜日の午前遅くの取引では、株価は2.5%上昇した。同行は、ミサイル生産、F-35の維持整備、枯渇した米国の兵器在庫の補充を背景に、より力強く持続的な利益成長を見込んでいる。UBSは、ロッキードのミサイル・アンド・ファイア・コントロール部門の売上高が2025年の145億ドルから2030年には357億ドルに増加し、年平均成長率が20%を超えると予想している。PAC-3、THAAD、PrSM、JASSM/LRASMの生産が成長を支える。350億ドルのTHAAD契約や、総額600億ドル近くに上るPAC-3の枠組み契約など、複数年契約が先行きの見通しを支えている。直近の受注高売上高比率(ブック・トゥ・ビル・レシオ)は3.2倍に達した。F-35の機体生産はおおむね安定して推移するとみられる一方、維持整備関連の売上高は2025年の51億ドルから2030年には88億ドルに増加すると予想されている。UBSはCH-53Kヘリコプターとトライデント・ミサイルにも言及し、2027会計年度にそれぞれ41億ドル、52億ドルの予算が提案されているとした。売上高は2025年の750億ドルから2028年には961億ドルに増加し、調整後1株利益は21.48ドルから39.34ドルに伸びると予想されている。今回の格上げは、10月下旬に予定されるロッキードの次回決算発表を前に行われた。