Cloverleaf Bioは、4BIO Capitalが主導し、AbbVie Ventures、Eli Lilly and Company、Boehringer Ingelheim Venture Fund、Draper Associates、Mission BioCapital、American Cancer Society BrightEdgeが参加した3300万ドルのシードラウンドを完了した。コネティカット州ニューヘイブンを拠点とするイェール大学のスピンオフ企業で、がん治療向けに、細胞によるタンパク質の産生を助ける分子であるトランスファーRNA(tRNA)を改変したペイロードを開発している。調達資金は、肝細胞がんを標的とする阻害性tRNAプログラムを初期臨床試験まで進めるほか、大腸がん向けの抗体・tRNA複合体プログラムを前臨床開発まで進めるために充てる。Cloverleafによると、同社のプラットフォームは、増殖するがん細胞が異常に依存する複数のRNA修飾酵素を選択的かつ持続的に阻害する。主力化合物のCLB-001は前臨床試験で、健常細胞よりもがん細胞に対して高い効力と選択性を示した。また、第一選択化学療法や現行世代の抗体薬物複合体(ADC)ペイロードに耐性を持つがん細胞株に対しても活性を維持し、肝細胞がんと肺腺がんのモデルでは、標準的な第一選択治療を大幅に低い用量で上回った。動物の忍容性試験では、試験した用量範囲全体で肝障害マーカーの上昇や全身毒性の兆候は確認されなかった。同社は、前臨床段階で大手製薬会社3社のベンチャー部門が戦略的に参加したことは、このプラットフォームと創業チームに対する業界の関心を示すものだとした。Cloverleafはまた、米国立がん研究所(NCI)の中小企業技術革新研究(SBIR)および中小企業技術移転(STTR)プログラムによる初期支援を評価し、連邦政府の資金による研究がプラットフォーム開発の基盤になったと述べた。