中国生産者物価、8月3.8%上昇 人民元は2023年1月以来の高値

  • 中国の8月の生産者物価指数は前年同月比3.8%上昇し、7月の3.5%から伸びが拡大した。
  • 中国の8月の消費者物価指数は前年同月比0.8%、前月比0.4%上昇した。
  • 中国政府は8月、個人向け住宅ローンの最長期間を30年から40年に延長した。

中国の8月の生産者物価指数は前年同月比3.8%上昇し、7月の3.5%から加速した。ロイター調査の予想中央値3.6%も上回った。原油と非鉄金属の価格上昇が工業コストを押し上げた。消費者物価は前年同月比0.8%上昇し、7月の0.5%から伸びが拡大した。食品とエネルギーを除くコアインフレ率は1%に上昇した。消費者物価指数は前月比0.4%上昇し、0.1%低下した7月から反転。0.3%上昇との予想も上回った。ガソリン価格が前年同月比9.3%上昇するなどエネルギーコストが高まったほか、人工知能やコンピューティング能力に関連する需要もインフレ率の上昇を支えた。ただ、エコノミストは今回のデータについて、家計需要が広範に回復していることを示すものではないと指摘した。中国政府は消費者と小規模な民間企業向けの融資利子補給を拡大し、住宅の事前販売を抑制するとともに、個人向け住宅ローンの最長期間を30年から40年に延長した。オフショア人民元は1ドル=6.70元前後で取引され、2023年1月以来の高値を付けた。投資家が人民元を低コストのキャリートレードの調達通貨とみなしたためである。

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