グーグル・クラウドとアクセンチュア、企業向けAI導入でGemini Enterprise事業部発足

  • アクセンチュアとグーグル・クラウドが、Gemini Enterprise導入に向けた事業部を立ち上げた。
  • グーグル・クラウドは、アクセンチュアの顧客企業常駐型エンジニア最大1000人を訓練する。
  • ユーチューブは、顧客満足度が11%上昇し、通話処理時間が37%短縮したと報告した。

グーグル・クラウドとアクセンチュアは、アクセンチュア内に「アクセンチュアGemini Enterpriseビジネスグループ」を立ち上げた。同部門は、グーグルのGemini Enterpriseプラットフォーム上でカスタムのエージェント型AIアプリケーションを導入するよう企業を支援する。グーグル・クラウドは、顧客企業に常駐して業務に当たるアクセンチュアのエンジニア、いわゆるFDE最大1000人を訓練する。訓練対象者は、グーグル・クラウドに関する専門知識を持つアクセンチュアの約5万人の専門家を基盤とする。一部のグーグル・クラウドのFDEも、主要顧客向けの案件を支援する。今回の取り組みは、企業向けAIが抱える根強い課題を対象とする。企業はAIツールを幅広く試しているものの、試験導入を測定可能な収益を伴う大規模展開へ移行できないケースが多い。新部門は、Gemini Enterpriseの導入フレームワーク、業界別ソリューション、プロジェクトを試験段階から本番環境へ移行することを目的としたケイパビリティーセンター、Gemini Enterpriseツールの利用拡大に注力する。ユーチューブは、NFLサンデーチケットの需要急増に対応するためGemini Enterpriseのエージェントを導入し、顧客満足度が11%上昇したほか、平均的な通話処理時間が37%短縮したと報告している。今回の提携により、アクセンチュアがマイクロソフト、ServiceNow、SAPと展開してきたFDEプログラムが拡大する。一方、グーグル・クラウドは、カプジェミニ、コグニザント、デロイトが参加する7億5000万ドル規模のパートナー施策を含むエコシステム戦略を引き続き拡大している。財務条件は明らかにされていない。

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