米OFAC、イランの暗号資産部門を制裁対象に指定

  • OFACは大統領令13902号に基づきイランの暗号資産部門を制裁対象に指定し、イラン関連の60超の法人・個人も対象とした。
  • チェイナリシスによると、イランの仮想通貨エコシステムは昨年78億ドルを超え、4月以降に制裁または凍結の対象となった資産はおよそ10億ドルに上る。
  • 米国の政策姿勢が厳格化するなか、予測市場の価格は2026年の米国・イラン間の復興資金拠出合意への期待が弱まっていることを示している。

米国はイランへの制裁強化を進めており、財務省外国資産管理局(OFAC)は大統領令13902号に基づき、イランの暗号資産部門を正式に制裁対象に指定した。仮想通貨、テクノロジー、海運にまたがるイラン関連の60超の法人・個人も対象となった。今回の措置により、テヘランが制裁回避のためビットコインとテザーを利用しているとの主張に対する取り締まりが正式化された。チェイナリシスによると、イランの仮想通貨エコシステムは昨年78億ドルを超えた。また、4月以降に凍結または制裁対象となったイラン関連の仮想通貨は、およそ10億ドルに上る。ホワイトハウス報道官は、この対イラン政策について「史上最大の経済孤立作戦」と述べた。予測市場の価格は、2026年に米国とイランが復興資金の拠出を含む合意に至るとの見方が弱まっていることを示している。市場参加者は、外交協議、資産の解除、地域での軍事活動を注視している。

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