Celero Communicationsは、評価額30億ドル超でシリーズCの2億7500万ドルを調達し、2024年の創業以来の累計調達額は4億1500万ドルとなった。カリフォルニア州アーバインを拠点とするネットワークチップのスタートアップである同社は、AIデータセンターで使われる光ファイバーリンク向けに、コヒーレントデジタルシグナルプロセッサーを開発している。今回のラウンドは、Atreides Management、Valor Equity Partners、Alphabet傘下のベンチャーキャピタル部門CapitalGが主導し、既存投資家のSutter Hill VenturesとMaverick Siliconも参加した。Atreides Managementのマネージングパートナー兼最高投資責任者(CIO)であるギャビン・ベイカー氏が、Celeroの取締役会に加わる。資金調達に合わせ、Celeroは、光インターコネクト向けのDSP処理と先進アナログ技術を組み込み、1.6Tから3.2Tまでのデータレートに対応する、業界初と同社が説明する2nmコヒーレントDSPシリコンの検証を完了したと発表した。同社は調達資金を、製品ロードマップの推進、研究開発、量産体制の整備に充てる計画である。AIインフラの拡大に伴い、クラウド企業を顧客として狙う一方、従来型のPAM4光アーキテクチャーでは帯域密度と光ファイバーの拡張性に関する限界が強まっている。