米天然ガス先物は、トレーダーがレーバーデー休暇から戻り、冷房需要の減退や気温低下の予報、潤沢な供給を見極めるなか下落した。ニューヨーク・マーカンタイル取引所(Nymex)の天然ガス先物は、米東部時間(ET)09時43分時点で2%安の100万英熱量(mmBtu)当たり2.857ドル。09時24分時点では0.4%安の2.963ドルだった。BOKフィナンシャルのデニス・キスラー氏は、相場は依然として「上昇局面で売る」パターンにあると指摘。一方、EBWアナリティクスのイーライ・ルービン氏は、夏から秋への移行は急速に進むと述べた。4月以来の高水準となった米LNG需要の強さは、潤沢な在庫と穏やかな秋の気温予想に相殺された。ただ、在庫の積み増し幅が平年を下回る見通しで、短期的には相場を支える要因になるとみられている。9月下旬の気象状況は国内の一部でなお緩やかに価格を支える方向にあり、南中部地域では冷房需要が残る一方、中西部北部とニューイングランドでは暖房需要が早くも出始めている。