Bluecore Energyは、応募超過となった5000万ドルのシードラウンドを調達した。この中には、これまでに公表していた1000万ドルのプレシード資金が含まれる。浮体式はしけに搭載する小型原子炉の開発に充てる。Silverton Partnersが主導した今回の資金調達は、同社が7月にステルス状態から事業を公表したのに続くもので、エンジニアリング、規制当局の承認取得、核燃料の購入、人材採用に資金を投じる。Bluecoreが初期設計として開発する軽水炉は、出力約10メガワットの連続発電を目指す。海水を冷却に使い、海底ケーブルで港湾、データセンター、離島、沿岸地域に電力を供給する構想だ。同社は最初のはしけを確保し、ロングビーチ港で核燃料を搭載せず、電気で加熱する試作機の開発を始めている。米原子力規制委員会と米沿岸警備隊との正式な協議は2026年8月に始まったが、Bluecoreはまだ核燃料を搭載した原子炉を建設しておらず、運転認可も取得していない。商用展開までには数年かかる見通しで、同社はその前に、カリフォルニア州による新規原子力発電所への規制やサプライチェーン上の課題にも対応する必要がある。