ZKsyncの開発元であるMatter Labsは、Prividiumの権限管理エンジンをオープンソース化した。これにより金融機関は、商用契約を結ばずに自社環境で許可型チェーンを運用、検証、改変できる。ドイツ連邦銀行(Bundesbank)は、同エンジンを自らのインフラでテスト・導入しており、これを行う初の機関となる。Prividiumは、スマートコントラクトとトークンのデータを運用者の環境内に保持し、ゼロ知識証明によって正当性を検証する。Matter Labsによると、規制対象の金融機関は単一の商用インフラ事業者への依存に代わる選択肢を求めていた。同社はこれまでにもPrividiumの複数のコンポーネントをオープンソース化しているが、管理ツールと連携機能は商用製品として残る。今回の措置でZKトークンの役割は変わらない。別途、ユーロシステムは市場のDLTプラットフォームとTARGET決済サービスを接続するPontesを開発しており、初回稼働は2026年第3四半期に予定されている。