アディエンはインド事業を拡大し、増員する計画である。多国籍企業がインドに進出し、インド企業が海外展開を進める中、同国を長期的な成長市場とみている。現地従業員数は今年上期に120人となり、2023年から10倍に増えた。インド事業の税引前利益は2025年に2倍超の318万ユーロ(350万ドル)となった。2024年に決済アグリゲーター免許と越境決済免許を取得して以降、ストライプやペイパルが課題に直面する中でも事業を拡大してきた。アディエンは、データ国内保存規制や継続課金の決済承認、UPI(インドの即時銀行決済ネットワーク)に対応するため、プラットフォームを調整している。顧客にはアドビやOyoなどが含まれる。また、ソフトウェアエージェントが商品を検索し、購入を完了する「エージェンティック・コマース」への対応も進めている。インド決済公社(NPCI)は、すべての取引で承認を得なくても少額のAIエージェント決済を可能にする枠組みの策定を準備している。