DeepSeekはCITIC証券を上場スポンサー候補に選定し、上海科創板への新規株式公開(IPO)に向けた準備を進めている。ただ、両者は正式な契約を締結していない。事情に詳しい2人によると、杭州に拠点を置くAI企業のDeepSeekは今年中にIPO申請書類を提出する見込みだ。ロイター通信は9日、同社の最新の評価額が5000億元(745億ドル)に達したと報じた。市場関係者は、上場後の時価総額を1兆5000億元〜2兆5000億元(2236億ドル〜3727億ドル)と見積もっている。DeepSeekの2026年1〜7月の売上高は4億7500万元(7080万ドル)で、2025年通期の10倍に達した。一方、モデル開発費やコンピューティング費が高止まりする中、純損失は7億1500万元(1億660万ドル)となった。DeepSeekは新たな資金調達も進めており、上場規則への適合に向けて投資家のロックアップ条件を見直しているほか、中国のAI開発企業が株式市場での資金調達を目指す動きが強まる中、150人を採用している。