DeepSeekは、ネイティブ画像理解機能を備えた5520億パラメーターのモデル「V4.1 Flash」を公開した。同社によると、公式ベンチマークでV4 Proを上回るという。入力処理と応答生成を分離するCausal-Encoder-Decoderアーキテクチャを採用し、入力の読み取り時には80億パラメーター、出力生成時には160億パラメーターを有効化する。DeepSeekは、総パラメーター数が5520億に上るにもかかわらず、この設計によって推論コストを削減できると説明した。V4.1 Flashは、高帯域幅メモリー(HBM)の必要量を前世代の4分の1、SSDストレージの必要量を8分の1に削減する。長いコンテキストを扱う処理やAIエージェントによる反復的な呼び出しのコスト低減を狙う。開発者はDeepSeekのAPIから、モデル名deepseek-flashで利用できる。DeepSeekは当初、開発者から本番環境での互換性を懸念する声が出たため、即時移行の計画を延期したが、9月14日12時にはV4 ProへのリクエストをFlash料金でV4.1 Flashに振り向ける予定である。