Pyxis Oncologyは、再発または転移性の頭頸部扁平上皮がんで、二次治療以降を受けた患者を対象とするミクボタバート・ペリドチン(MICVO)の第1相試験について、最新結果を公表した。3週ごとに5.4mg/kgを静脈内投与した評価可能な33人の患者で、MICVOの確認済み客観的奏効率は36%、病勢コントロール率は94%だった。無増悪生存期間(PFS)の中央値は6.2カ月、12カ月全生存率は79%で、全生存期間(OS)の中央値には到達していない。奏効は、ヒトパピローマウイルス(HPV)の有無や前治療の種類にかかわらず確認され、上皮成長因子受容体(EGFR)阻害薬の治療歴がある患者の奏効率は28%、治療歴がない患者では47%だった。抗体薬物複合体(ADC)であるMICVOは、腫瘍の細胞外マトリックスにあるフィブロネクチンのエクストラドメインBを標的とする。安全性は引き続き懸念材料で、安全性評価が可能だった35人のうち54.3%でグレード3以上の治療関連有害事象が発生し、14.3%が治療を中止した。ただし、治療関連死や新たな安全性シグナルは報告されていない。体重の重い患者では、用量上限の設定により有害事象の重症度が低下した。William Blairのアナリスト、アンディ・シエ氏が忍容性を主要な弱点と指摘したことを受け、Pyxisの株価は火曜日に7%下落した。Pyxisは、予定する500人規模の非盲検第3相試験「Headliner」に先立ち、Project Optimusを通じて2027年第1四半期にFDAと協議し、用量を最終決定する計画である。同試験は2027年半ばに開始する予定で、MICVOと、治験担当医師が選択するセツキシマブ、ドセタキセル、メトトレキサートのいずれかを比較する。MICVOとメルクの「キイトルーダ」を併用した第1/2相試験の追加データは2026年第4四半期に発表される見通しで、併用療法の効果持続性に関する指標と、推奨第3相用量は2027年末までに示される見込みである。