アマゾンは、人工知能(AI)インフラへの資金調達を目的とした米企業の借り入れ急増の一環として、ポンド建て債券市場に参入した。取引規模については報道が分かれている。主幹事が作成した初期のメモでは、4トランシェ・総額40億ポンドの案件が予定され、需要は120億ポンドを上回った。その後の報道では、アマゾンが3年から19年までの償還期限で約25億ポンドを調達したとされる。同日にはアマゾンやウーバー・テクノロジーズを含む米企業6社が欧州で債券を発行し、これらの案件に先立ち、2026年の欧州債券市場における米企業の発行額は1490億ユーロに達していた。アマゾンは、AI関連の設備投資が2026年に2200億ドルに達すると説明している。アルファベット、メタ、アマゾン、マイクロソフトが計画する投資額は合計で7000億ドルを超える。欧州市場は流動性を提供し、表面的な借り入れコストも低くなる可能性があるが、為替ヘッジによってその優位性が薄れる可能性があり、発行増加は利回りに上昇圧力をかける恐れがある。