インスタカートは、対話型AI買い物アシスタント「クレメンタイン」の提供を米国とカナダで開始した。会話やレシピ、手書きのリスト、スクリーンショットを購入可能な買い物かごに変換できるほか、ユーザーの食事計画や予算管理、関連するお得な商品探しを支援する。クレメンタインは、ユーザーの好みに合わせたレシピを作成したり、信頼できる出版社のレシピを提示したりできる。グルテンフリー、ベジタリアン、ナッツフリー、オーガニックといった選択肢に応じて提案を調整し、近隣店舗の在庫も確認する。インスタカートによると、このシステムは14年以上にわたる購買行動と、北米約10万店舗での約16億件の注文データを活用している。クレメンタインを介した注文の初期段階の平均購入額は、同社の平均買い物かご金額である約113ドルを上回った。今回の提供開始により、インスタカートは同様のAI買い物ツールを導入したウーバーイーツやドアダッシュと並ぶことになる。配送プラットフォーム各社は、単に購入を完了する場所ではなく、家庭の計画を支援する目的地となることを競っている。