米株、原油105ドル突破とPPIで利上げ懸念

  • 米国株は安く始まり、8月のPPIが予想を上回り、米国とイランの緊張を背景に原油が105ドルを上回るなか、4営業日続落に向かった。
  • 8月の総合PPIは前年同月比5.4%、前月比0.4%上昇した一方、ディーゼル価格は24.1%急騰し、米10年国債利回りは4.91%近辺で推移した。
  • 寄り付き時点でダウ、S&P500、ナスダック総合はそれぞれ0.17%、0.55%、0.88%下落した。市場の次の焦点は米CPIと9月15~16日の米連邦準備制度理事会(FRB)会合となった。

米国株は9月10日木曜日、8月の生産者物価が予想を上回るペースで上昇したほか、米国とイランの緊張激化を受けて北海ブレント原油が1バレル105ドルを上回ったことから、安く始まった。寄り付き時点でダウ工業株30種平均は0.17%安、S&P500種株価指数は0.55%安、ナスダック総合指数は0.88%安となった。別の寄り前の指標では、ダウ、S&P500、ナスダック100の下落率はそれぞれ0.6%、0.8%、1.4%だった。総合PPIは前年同月比5.4%、前月比0.4%上昇し、ディーゼル価格は24.1%急騰した。米10年国債利回りは約4.91%に達し、金は約2%下落して1トロイオンス4342ドル前後となり、ビットコインは2%安の7万6800ドルとなった。フェデラルファンド(FF)金利先物が織り込む、9月15~16日の会合で米連邦準備制度が少なくとも25ベーシスポイント利上げする確率は、およそ62~70%だった。投資家は金曜日に発表される米消費者物価指数(CPI)を待っていた。

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