ダウ、200億ドルのサダラ化学持ち分売却を検討

  • ダウ、サダラの35%持ち分をサウジアラムコまたは他の投資家に売却する可能性を検討
  • サダラの26プラント、年間300万トン超の生産能力
  • 紛争に関連する供給混乱で、サダラは今年初めに一時操業停止

ダウは、サウジアラムコとの合弁会社サダラ化学への持ち分として報告されている35%を売却する可能性を検討している。化学業界の低迷が長期化していることや、イラン戦争が操業と財務に影響を及ぼしているためである。サウジアラムコが買い手候補となる可能性があるほか、戦略的投資家や金融投資家も関心を示す可能性があるが、最終決定は下されていない。ジュバイル工業都市にあるサダラの200億ドル規模の一貫生産施設は、完成時点で単一段階に建設された施設として世界最大だった。26のプラントで、年間300万トン超の高機能プラスチックや高付加価値化学品を生産できる。今年初めには、紛争に関連する供給混乱を受け、施設が一時的に操業を停止した。ダウが6月30日時点で報告したサダラへの投資残高はマイナス7億9300万ドルで、2026年第1四半期には合弁事業の損失計上を停止した。今回の売却検討は、ポートフォリオの合理化やコスト削減、収益性改善を目指すダウの幅広い取り組みに沿うものである。同社は1月に、従業員の約13%を削減する計画も発表していた。

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