ポルシェは、規制当局の承認を得てブガッティ・リマックとリマック・グループの持ち分売却を完了し、クロアチアの電動ハイパーカー企業と関連事業への関与を終えた。ドイツのスポーツカー大手にとって、この取引による売却収入は12億ドル近く、約10億ユーロに上り、収益性を支える見込みである。ポルシェによると、売却収入を受け、2026年の自動車部門の純キャッシュフローマージン予想は従来の3~5%から5.5~7.5%に引き上げられる見通しで、2億5000万ユーロは年金債務に充てられる。持ち分は、米投資会社HOF Capitalが主導するコンソーシアムに売却され、アブダビを拠点とするBlueFive Capitalが最大の投資家となる。中国での需要低迷と電気自動車への移行の遅れを背景に、ポルシェは中核事業への集中を目指している。今回の撤退はその取り組みを反映したものだ。