Listen Labs、1億2500万ドルの調達撤回 セールスフォース買収協議

  • Listen Labs、メンロ・ベンチャーズ主導のシリーズCに関する署名済みタームシートを撤回
  • 1億2500万ドルの調達で、スタートアップの企業価値は15億ドルとなる予定だった
  • セールスフォース、Listen Labsを約20億ドルで買収する可能性を協議

AIを活用した顧客調査スタートアップのListen Labsは、企業価値を15億ドルとする1億2500万ドルのシリーズCについて、署名済みのタームシートを撤回した。一方、セールスフォースは同社を約20億ドルで買収する可能性について協議している。提示価格は、8カ月前のListen Labsの企業価値5億ドルの4倍で、推定年間換算売上高3000万ドルの約67倍に相当する。企業向けソフトウエア買収で一般的な売上高倍率10~20倍を上回る水準である。協議はなお続いており、取引に至らない可能性もある。Listen Labsは2023年、フロリアン・ユンゲルマン氏とアルフレッド・ワールフォルス氏が設立した。同社はAIインタビュアーを使い、調査の設計、世界各地での参加者募集、顧客との対話、レポート作成を行っている。同社によると、これまでに100万件を超えるインタビューを実施し、年間換算売上高は15倍に成長した。顧客にはマイクロソフト、Canva、Anthropic、グーグル、Perplexity、ネスレ、Sweetgreenなどが含まれる。買収が実現すれば、セールスフォースのAgentforceを軸とするAI戦略を後押しし、2026年における同社のAI関連買収として4件目となる。

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