クーパー・カンパニーズは、2025年12月に発表した戦略見直しを完了し、取締役会が全会一致で、現時点ではクーパーサージカルを売却せず維持する方が株主にとって有益と判断したと明らかにした。見直しでは、事業ポートフォリオ、資本配分、戦略的選択肢、企業構造、経営陣、事業運営、戦略を検討した。取締役会によると、非ホルモン型IUD市場への競合参入企業を巡る最近の動きや、同社の不妊治療関連訴訟の和解が評価の乖離につながり、受け取った買収提案はいずれも株主の最善の利益にかなわないと判断した。現会計年度に4億4500万ドルの自社株買いを実施し、自社株買い承認枠を20億ドルから30億ドルに引き上げた。クーパー・カンパニーズはまた、ヘルスケア、事業運営、資本配分に関する専門知識を持つ独立取締役2人を加え、クーパービジョンの世界販売・マーケティング組織を拡充したほか、コスト削減・効率化策を進め、在庫・物流プロセスを改定し、新製品の投入を加速した。クーパービジョンの世界的な研究開発・イノベーション拠点である「ビジョン・センター」は2026年9月23日に開設された。クーパー・カンパニーズは、販売能力、イノベーション、オーガニック成長へのクーパービジョンの投資を引き続き最優先課題とし、クーパーサージカルでは不妊治療事業の成長、業績、オーガニックな事業拡大に注力すると説明した。また、2026年第3四半期決算を別途発表し、米東部時間午後5時ごろからウェブキャストを開催するとした。