HTX、650万人超のユーザーデータ流出疑惑は未確認

  • 脅威アクターが650万人超のHTXユーザーに関連するデータベースを提供したとされる。
  • 650万件の記録は未確認のままで、サンプルにはパスワードやKYC関連の項目名が含まれていた。
  • HTXは2023年、4960人のユーザーの情報が露出した事案を報告していた。

仮想通貨取引所HTXは、650万人超のユーザー記録を含むデータベースを脅威アクターが入手したとの未確認の主張に直面している。ダークウェブ・インテリジェンスは9月9日16時46分(UTC)ごろ、この疑惑を報じ、脅威アクターが証拠として示した小規模なサンプルを公開した。報告されたデータベースの構造には、メールアドレス、電話情報、アカウント識別子、ユーザーの状態、パスワード、資金パスワード、Google認証、KYC(顧客身元確認)関連データの項目が含まれる。こうした項目名だけでは、利用可能なパスワードやGoogle認証シークレット、KYC書類が流出したとは判断できない。項目が暗号化またはハッシュ化されている可能性や、空欄、その他の理由で利用できない可能性があるためだ。サンプルの記録には2026年のタイムスタンプが付いているとされるが、それだけではデータが取得された時期や、HTXから直接流出したものかどうかは分からない。650万件という主張の総数は独立して検証されておらず、サンプルからデータベースが完全なものか、本物か、古い資料を組み合わせたものかを判断することもできない。旧称HuobiのHTXがこの主張を確認したことは示されていない。Crypto TimesはHTXに連絡し、回答を待っていると明らかにした。この疑惑に先立ち、8月31日にはDDoS攻撃が発生しており、ジャスティン・サン氏はサービスに影響が出たものの、ユーザー資金は侵害されていないと述べていた。また、分散型かつローテーション方式のホットウォレット出金アドレスを巡る、以前のセキュリティー変更もあった。HTXは2023年、4960人のユーザーに関する情報が露出した別のデータセキュリティー事案にも直面しているが、これを今回新たに売り出されたデータベースと結び付ける証拠はない。確認には、技術的な検証かHTXからの回答が必要となる。

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