欧州投資ファンドのEQTは、レストラン口コミサイト「食べログ」を運営するカカクコムへの公開買い付け価格を、1株3571円から3680円に引き上げ、買い付け期間を9月29日まで延長した。EQTが5月に買収を発表して以降、今回が4回目の価格改定となる。LINEヤフーとベイン・キャピタルが対抗案を示したことを受けた措置である。EQTの新価格は、カカクコムの大株主であるKDDIの協力を得た場合にLINEヤフー陣営が予定する3640円を上回る。KDDIの支持がない場合の価格は3520円となる。カカクコム株は10日、前日比0.19%安の3695円で取引を終え、EQTの買い付け価格を小幅に上回った。買収合戦は、「食べログ」や価格比較サービスなどカカクコムの消費者向けプラットフォームに注目を集めており、次の焦点はLINEヤフー陣営がより高い買い付け価格を提示するかどうかである。