インド投信のSIP流入、8月は過去最高の3229億7000万ルピー

  • インドの投資家はミューチュアルファンドのSIP拠出を増やし、8月として過去最高を記録した。
  • SIPを通じて3229億7000万ルピーが流入し、前月比1.1%増となった。
  • AMFIのデータによると、株式ファンドへの純流入は66カ月連続となった。

インドの投資家は8月、毎月投資プログラムであるSIP(システマティック・インベストメント・プラン)を通じて、過去最高となる3229億7000万ルピー(33億9000万ドル)を拠出した。前月比では1.1%増加した。インド投資信託協会(AMFI)によると、インド株への圧力や市場の変動が個人投資家の投資意欲をそぐ可能性が懸念される中でも、資金流入は続いた。株式ミューチュアルファンドへの流入は前月比18.8%増の2932億9000万ルピーとなり、小型株・中型株ファンドへの過去最高の買いがけん引した。中型株ファンドへの流入は約13%増の698億9000万ルピー、小型株ファンドへの流入は2.6%増の797億3000万ルピーとなった。小型株・中型株指数が過去最高値に達する一方、原油価格の上昇や米国の短期的な利上げ観測の高まりを背景に、Nifty 50とSensexはそれぞれ1.2%、1.5%下落した。株式ファンドへの純流入は66カ月連続となった。大型株ファンドからは114億7000万ルピーが流出し、2カ月連続の資金流出となった。一方、金の上場投資信託(ETF)への流入は67%増の259億7000万ルピーに急増した。ホワイトオーク・キャピタルのヒレン・ダサニ氏は、投資家が短期的な市場変動にとらわれず、長期的な利益成長を見込んでインド株に資金を配分していると述べた。AMFIのベンカット・チャラサニCEOは、中東の地政学的緊張を含む世界的な変動要因がある中でも、国内環境の改善やインドルピーを支えるインド準備銀行の措置が資金流入を下支えしていると述べた。

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