ナスダック・ベンチャーズは、仮想通貨取引所クラーケンの親会社Paywardに、評価額210億ドルで1億ドルを出資する。規制下の株式市場とブロックチェーンネットワークをつなぐことを目的とした提携を深める。Paywardは、ナスダックが2027年上半期の立ち上げを見込むNasdaq Equity Tokens(NETs)について、決済とKYC(顧客身元確認)/AML(マネーロンダリング防止)のコンプライアンス対応を担う。両社は、ナスダックのシステムとクラーケンのxStocksインフラをつなぐ「Equities Transformation Gateway」を開発している。トークン化された株式には、発行体による管理、株主議決権、コーポレートアクションに関する保護を付随させる方針である。普及の拡大は、規制当局の承認、発行体の参加、機関投資家の需要、十分な取引流動性に左右される。xStocksは110を超える市場で利用されているが、米国、英国、カナダ、オーストラリアでは利用できない。