ノバルティス株主、300億ドル近い価値消失で取締役会改革要求

  • アーティザン・パートナーズは、ノバルティス取締役会に買収案件への監督強化を求めた。
  • del-desiranが最終段階試験で失敗した後、ノバルティスの時価総額は300億ドル近く減少した。
  • ノバルティスは、アビディティの資産であるdel-zotaとdel-braxの開発を継続する方針である。

ノバルティスは、120億ドルで買収したアビディティ・バイオサイエンシズの中核資産であるdel-desiranが1型筋強直性ジストロフィーの最終段階試験で失敗したことを受け、買収戦略を巡る投資家の監視が強まっている。同社にとっては数日間で2件目の大きな臨床開発上の失敗となった。これに先立ち、pelacarsenも心血管疾患を対象とするLp(a)HORIZON試験で主要評価項目を達成できなかった。アーティザン・パートナーズは、2018年からノバルティスを率いる最高経営責任者(CEO)のヴァス・ナラシマン氏を支持する一方、合併・買収に対する取締役会の監督強化を求めた。ノバルティス株は急落し、ある報道では1日での下落率を11%、別の報道では米国上場株の下落率を14%としており、時価総額は300億ドル近く減少した。投資家は、特許切れを控えて将来の買収が開発パイプラインを補充できるかに注目している。ただ、ノバルティスはM&Aや事業開発の方針を変更する計画はない。再発寛解型多発性硬化症を対象としたremibrutinibの試験の詳細データは、10月の医学会議で発表される予定である。

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