トルコ中央銀行は5会合連続で主要政策金利を37.0%に据え置き、翌日物貸出金利を40.0%、借入金利を35.5%に維持した。決定は市場予想とおおむね一致したが、市場では10月に始まる金融緩和サイクルへの見方が強まっており、エコノミストは10月と12月の会合で計200ベーシスポイント程度の利下げを織り込んでいる。トルコの8月のインフレ率は31.51%で、中央銀行は2026年末のインフレ予想を26%から28%に引き上げ、24%の目標は維持した。決定後、トルコ・リラはほぼ横ばいで推移し、イスタンブールの代表的な株価指数は下落した。最近の指標が物価上昇の鈍化を示す一方、中東情勢の緊張とエネルギー価格の高止まりを受け、中央銀行は慎重な姿勢を取っている。新たな情報によると、同行は8月に1週間物レポ入札を再開しており、3月以降も停止したままだったとする従来の報道を修正する内容となった。