オンコリティクス・バイオテックは、RAS依存性大腸がんモデルで、汎RAS阻害薬とペラレオレプを併用した前臨床試験の良好な結果を報告した。初期の投与期間にペラレオレプを1日おきに投与したところ、ペラレオレプ単独、RAS阻害薬単独、併用のいずれも対照群に比べて腫瘍増殖を抑制し、阻害薬単独群と併用群で抑制幅が最大となった。RAS阻害下でもペラレオレプの活性は維持され、両治療が互いに拮抗したことを示す証拠はなかった。投与を週1回に変更した後は、ペラレオレプによる追加的な効果は目立ちにくくなった。同社は、今回の結果が最適な投与スケジュールの追加検討を支持するとともに、ペラレオレプの活性を持続させることで奏効を深めたり持続させたりし、RAS標的療法への耐性発現を遅らせられる可能性を示すと説明した。オンコリティクスは、追加の投与スケジュールとRAS依存性腫瘍モデルを試験する計画である。ペラレオレプは、腫瘍細胞内で選択的に増殖しながら自然免疫と適応免疫を活性化するよう設計された、静脈内投与の開発中免疫療法である。