米天然ガス価格は、2026年9月4日終了週に電力・ガス会社が貯蔵在庫を400億立方フィート積み増したことを受け、100万英熱量単位(MMBtu)当たり2.78ドルを下回り、3週間ぶりの安値を付けた。積み増し幅は予想の310億立方フィートを上回り、在庫は3兆2540億立方フィートに増加した。5年平均を4.8%上回る一方、前年同期を2.4%下回った。米本土48州の9月の生産量は日量1129億立方フィートで、8月の月間高値を上回り、供給が潤沢との懸念を強めた。南部と南東部の平年を上回る気温や、主要な液化天然ガス(LNG)輸出施設への供給増が需要を支えた。中東からの供給が混乱するなか、欧州とアジアの買い手は代替調達先として米国産LNGを求めており、冬を前に需要が高まっている。