エヌビディアのフアンCEO、サイバーセキュリティをAIの次の大型商機と指摘

  • ジェンスン・フアン氏は、サイバーセキュリティがAIにとって次の主要な応用市場になる可能性があると述べた。
  • エヌビディアは先週、ハギング・フェイスを約130億ドルで買収すると発表した。
  • クラウドストライクは、AIを活用したサイバー攻撃が前年比89%増加し、攻撃者の横展開までの時間が27秒になったと報告した。

エヌビディアの最高経営責任者(CEO)ジェンスン・フアン氏は、AI支援プログラミングによってコード作成から脆弱性の特定、欠陥の悪用までに要する時間が短縮されるなか、サイバーセキュリティがAIにとって次の主要な商業分野になる可能性があると述べた。フアン氏は2026年9月10日、サンフランシスコで開かれたゴールドマン・サックスの「コミュニカトピア+テクノロジー」カンファレンスで、企業には機械並みの速度で脅威を検知し、修正できるセキュリティー・ツールが必要になると語った。発言に先立ち、エヌビディアとクラウドストライクは9月1日、エヌビディアの大規模言語モデル「Nemotron」を用いて構築した脅威検知システム「SafeMind」を発表していた。クラウドストライクは、AIを活用したサイバー攻撃が前年比89%増加し、電子犯罪で攻撃者がネットワーク内を横展開するまでの時間が過去最短の27秒になったと報告した。フアン氏はまた、エヌビディアがAI企業に投資することで同社製チップへの循環的な需要が生じているとの懸念を退け、顧客需要が確立していると判断した場合にのみ投資していると説明した。エヌビディアは先週、AIスタートアップのハギング・フェイスを約130億ドルで買収すると発表した。ただ、買収額はこれまで129億ドルと報じられていた。今回の発言は、エヌビディアが力強い長期売上高見通しを示した後に出た。一方、投資家はAIインフラへの巨額投資が十分な経済的リターンを生むかどうかについて、引き続き疑問を呈している。

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