ステーブルコイン決済基盤を提供するBVNKとカード発行プラットフォームのMarqeta(NASDAQ: MQ)は9月9日、仮想通貨関連企業と非関連企業向けに、ステーブルコイン担保カード機能を提供することで提携した。今回の統合により、Marqetaの顧客はウォレットやカード、日常的な金融商品にステーブルコイン機能を追加できる。利用者は通常の決済カードを通じて、数百万の加盟店でデジタルドルを使えるようになる。Marqetaはカードの発行・決済受け入れと、銀行およびネットワークとの関係を管理する。一方、BVNKはステーブルコインを従来型の法定通貨と併せて移動・管理するための基盤を提供する。Marqetaは2025年に年間4000億ドル近くの決済取引量を処理した。BVNKによると、同社が対応する年間換算の決済取引量は390億ドルを超える。今回の提携によりMarqetaはマスターカードのネットワークにも接続され、顧客は同じ統合を通じて、マスターカードの追加機能を利用できる可能性がある。両社はグローバルなステーブルコイン標準規格「Open USD」に対応しており、今回の提携はステーブルコインが仮想通貨関連の用途を超え、より広範な金融サービス基盤へと広がっていることを示すものだと説明した。BVNKは、調査対象となった仮想通貨保有者の77%が、利用可能であれば主要銀行またはフィンテックアプリを通じてステーブルコインウォレットを開設すると回答した調査結果を引用した。今回の提携は、ステーブルコインとカードネットワークを接続する同様の取り組みに続くものだ。ビザも、オンチェーン融資とステーブルコインによるカード決済の資金調達を結び付ける取り組みを進めている。