ペイパル・M0・MoonPay、PYUSDxを開始 処理額1億ドル超

  • ペイパル、M0、MoonPayが企業発行の用途特化型トークン向けにPYUSDxを立ち上げた。
  • 同プラットフォームでの処理額は1億ドルを超え、Saturn、Concrete、Capが技術を利用している。
  • PYUSDの時価総額は9月10日時点で約28億1400万ドルとなり、8位だった。

ペイパル、M0、MoonPayは9月9日、企業がPayPal USDを裏付けとする用途特化型トークンを発行できる発行基盤「PYUSDx」を立ち上げた。同プラットフォームでの処理額は1億ドルを超えており、Saturn、Concrete、Capがこの技術を使ってプロダクトを立ち上げている。関連プロジェクトとして、USD.AIとFairblockも挙げられている。 PYUSDx自体はステーブルコインではない。企業はPYUSDを裏付けとするブランド付きデジタルドルを発行し、アクセス、担保、報酬、クロスチェーン利用に関するルールを設定できる。必要に応じて資産をPYUSDに戻すことも可能だ。M0の共同創業者兼CEO、ルカ・プロスペリ氏は、プロダクト層を開発者に委ねることで、企業ごとに共有インフラ上で異なるプロダクトを構築できると述べた。ペイパルで暗号資産部門のシニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネジャーを務めるメイ・ザバネ氏は、ステーブルコイン市場は急速に成熟していると指摘した。 9月10日時点のステーブルコイン市場全体の時価総額は約3052億5000万ドルで、USDTが60.07%を占めた。PYUSDの時価総額は約28億1400万ドルで、8位だった。カスタムトークンはMoonPay Digital Assets Limitedが発行し、PYUSDはPaxos Trust Companyが発行する。ペイパルによると、PYUSDは米ドルと1対1で償還でき、ドル預金、米国債、同様の現金同等物で裏付けられている。カスタムトークンは、PYUSDと同じ発行体との関係や償還権を自動的に持つわけではなく、現時点ではペイパルやVenmo内で利用できない。

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