フォード・モーターは、ルイビルのケンタッキー・トラック工場に新たな塗装施設を建設するため、10億ドルを投資する。着工は年末までを見込む。同工場はフォード最大かつ売上高で最大の製造拠点で、45秒ごとに1台の車両を生産している。現在はFシリーズ・スーパーデューティのピックアップトラック、フォード・エクスペディションのSUV、リンカーン・ナビゲーターのSUVを製造している。新施設は既存施設に取って代わり、塗装品質や効率性、環境面での持続可能性を高める。今回の投資により、フォードのケンタッキー州における最近の投資計画は総額約40億ドルとなる。この中には、ルイビル・アセンブリー工場を同社の「ユニバーサル電気自動車プラットフォーム」向けに転換するための約20億ドルと、グレンドールのフォード・エナジー・システムズでの蓄電システム生産に向けた約20億ドルが含まれる。フォードはケンタッキー州で1万1500人超を雇用し、1913年から同州で事業を展開している。同社によると、ルイビルの転換計画では約2200人の雇用創出または維持が見込まれ、グレンドールの事業では少なくとも2100人の雇用創出と、2027年末の生産開始が見込まれている。今回の発表は、ショーン・ダフィー運輸長官がフォードと中国企業との関係について懸念を示した後に行われた。