FAA、航空便スケジューリングシステム「SMART」今月導入へ

  • FAAのブライアン・ベッドフォード長官、SMARTスケジューリングシステムの導入を巡り航空会社のCEOと協議
  • FAA、6月にエア・スペース・インテリジェンスへSMARTの8億7500万ドル・12年契約を発注
  • FAA、シカゴ・オヘア空港やニューアーク空港、ニューヨーク周辺の他空港で減便を指示

米連邦航空局(FAA)は今月、航空便のスケジューリングと運航管理の改善を目的とする先進ソフトウエアシステム「SMART」の導入を開始する計画である。FAAのブライアン・ベッドフォード長官は、アメリカン航空、ユナイテッド航空、デルタ航空、サウスウエスト航空など米大手旅客航空会社の最高経営責任者(CEO)と、この取り組みについて協議した。SMARTは予測分析(データに基づく予測)を用いて、航空会社の運航スケジュール、天候、空港の処理能力、空域の状況、運航上の制約を評価する。まずは悪天候で欠航した便の再スケジューリングに活用する。将来的には、出発前の運航スケジュールや飛行経路の調整に用途を広げる可能性がある。FAAは6月、システム開発を巡りエア・スペース・インテリジェンスに8億7500万ドル、12年契約を発注した。同局は別途、125億ドル規模の航空管制改革を進めており、追加改善に向けてさらに100億ドルを求めている。今回の取り組みは、需要増加、滑走路工事、悪天候、航空管制官不足が混雑の一因となるなかで実施される。米航空会社協会(Airlines for America)は、SMARTが旅行者に直接恩恵をもたらすと評価した。ユナイテッド航空のスコット・カービーCEOは、天候に起因する遅延や欠航を減らせる可能性があると述べた。

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