サム・バンクマン・フリード氏は、FTXの破綻に伴う2023年11月の7件の詐欺罪の有罪判決と、25年の連邦刑務所への収監、110億2000万ドルの没収命令について、米最高裁に審理を求めた。弁護団は、検察側には顧客の損失に関する証拠の提示が認められた一方、弁護側はFTXとアラメダ・リサーチの資産で顧客や投資家に利息を含めて返済できた可能性を示す証拠の提出を阻まれたと主張している。また、没収命令は米憲法修正第8条の「過度な罰金条項」に違反すると主張した。第2巡回区控訴裁判所は2026年6月、詐欺の成立に純経済的損害を与える意図は必要ないと判断し、全員一致で有罪判決と刑を支持した。バンクマン・フリード氏は6月8日、別途、恩赦も申請した。一方、FTXの破産財団は2025年初め以降、債権者に約100億ドルを分配している。