サムスンE&Aは、サウジアラビアのSAN-7肥料事業を巡り、SABICアグリ・ニュートリエンツから4兆7000億ウォン(35億ドル)の設計・調達・建設(EPC)契約を単独で獲得した。完成は2030年を目標とする。ジュベイル工業都市の施設では、天然ガスを使ってアンモニアを日量3500トン、尿素肥料を最大日量7700トン生産し、全量を輸出する。燃焼後炭素回収により、アンモニア生産で生じる二酸化炭素を尿素合成に再利用し、排出量を削減するとともに生産経済性を高める。今回の受注でサムスンE&AとSABICの関係は一段と深まり、2003年以降にサウジアラビアで手掛けた30件超のプロジェクトに加わる。2024年に受注した60億ドルのファドヒリ事業もその一つである。同社は2月に24億ドルの化学事業、6月には7億9000万ドルの中東水処理事業も受注しており、サウジアラビアとカタールで追加の肥料・ガス事業にも入札している。