アップルは米国で1999ドル、中国で1万5999元の折りたたみ式スマートフォン「iPhone Duo」を発売し、ファーウェイやシャオミなど中国の既存大手が優位に立つ競争の激しい市場に参入した。米国での最上位ストレージモデルは3199ドル。アップルは同端末について、仕事やコンテンツ制作、エンターテインメント、個人向けAIの利用を支えるプラットフォームと位置付けたが、アナリストからは想定する購入者が明確でないとの指摘が出ている。中国では、「iPhone Duo」の価格はシャオミの新型「18 Fold」を上回る一方、ファーウェイの高級トライフォールド端末「Mate XT2」を下回る。WeChat上では早くも、この端末が価格に見合う価値を持つのか疑問視する反応が出ている。IDCは、折りたたみ式スマートフォンが2026年に世界のスマートフォン市場に占める割合は3%未満となり、2027年も大きな変化はないと予想している。カウンターポイントは、アップルが年末までに600万台弱を販売すると推計。Omdiaは、2026年の折りたたみ式スマートフォン出荷台数を2230万台と予測している。