テザーとサークル、ステーブルコイン市場の85%支配で集中進む

  • テザーとサークルの合算時価総額は、ステーブルコイン市場の約85%を占める。
  • 2026年9月のテザーの時価総額は1834億ドルで、USDCの745億ドルを上回った。
  • 韓国のステーブルコイン取引額は2026年6月、約6兆ウォンに達した。

テザーとサークルがステーブルコイン市場での支配力を強めており、両社の合算時価総額は市場全体の約85%を占めている。ARKインベストでデジタル資産調査部門ディレクターを務めるロレンツォ・バレンテ氏は、規模が競争上の優位性となるネットワーク効果について指摘した。時価総額が100億ドルを超えるトークンは、2022年ごろの4つから2つに減少している。DeFiLlamaのデータによると、2026年9月時点のテザーの時価総額は約1834億ドル、サークルが発行するUSDCは約745億ドルだった。バレンテ氏は、次の1000億ドルの節目を巡る競争も両発行体の間で続く可能性が高く、テザーは5000億ドルを超える水準で2年以上にわたり単独の優位を維持する可能性があると示唆した。韓国では2026年6月、ステーブルコインの取引額が約6兆ウォンに達した。韓国国会予算政策処の報告書は、ウォン建てステーブルコインがクレジットカードの一部に取って代わった場合、加盟店手数料を年間3700億〜5兆1500億ウォン削減できる可能性があると試算した。報告書はまた、ドル建てステーブルコインが金融市場のボラティリティーを高め、少数の発行体への依存を深める可能性があると警告した。

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